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▼きむちさん:
>そうだよね!骨董屋さんって昔ながらのリサイクルだよね!
>是非是非お話を...
うっ^^; そろそろ寝ようと思ってたんですが…(笑)
え〜、一言に『フリマ』といっても色々ありますな。
カジュアル嗜好な“今風”を気取ったものから、“法に触れなきゃなんでもアリ”な
シュールなものまで(笑)
うちのオヤジの出店しているフリマは、どちらかと言うと後者なんですが(爆)、
それでも…つーかそれだからこそ色んな人間模様が垣間見れます。
そもそも骨董品(中古品)なんちゅうものは、買い手の希望額と売り手の言い値が
折り合ったところが“相場”になる訳で、そこに『確たる物品価値』は存在しません。
それがゆえ、買い手売り手双方の“煩悩”がヒートアップするのであります。
売り手の口車に乗せられぬよう色々勉強して買いたい物の価格の上限を自ら定め
一撃必殺で場に赴く猛者から、知識も持たずその場限りの物欲任せで物色し回る
“上客”まで(笑)
『親身に客の立場に立って良い物を良い人に安く譲りたい』という優良業者から
『勝手に高い金払う方が馬鹿なのよ』と言い切る悪徳(ある意味優良)業者まで^^;
双方それぞれ様々です。
さてそこでひとつ、楽しい例を挙げてみましょう。
若干脚色も含まれてますがすべて実話です。
あるとき、ある骨董業者のもとに一人の男がやってまいりました。
どうやら何か売りに来たようです。
それは真っ赤に錆びた一振りの槍(やり)のようです。
「あんのよぅ…コレ買ってくれっぺか^^;?」
業者はその槍を見て…
『あ〜?… まぁ、結構長いモノだから見栄えはすっけど、錆び錆びだからなぁ…』
「ん〜^^; いくらでも良いんだけっど…。“小遣い”程度で良いからよぅ^^;」
『まぁ、んじゃ3万円でなら…』
っつーことで、その骨董業者は買い入れたそうです。
その後、その錆びた槍を“とある研師”に依頼して研ぎ上げてもらい、
試しに鑑定に出したところ…
『この槍の作者の、全世界で6本しか現存していない作品の7本目の槍だ!!!!!』
と言うことが判明し、刀剣業界‥ひいては全世界の愛刀家が震撼するという
大事件となりました。
と同時にその槍の作者の地元(A県)の某神宮から『ぜひ有償で寄贈して欲しい』との
要望があり、即座に400万円の値が提示されたのですが、その業者(持ち主)は
きっぱり断ったそうです。
その後も幾度と無く某神宮から打診があり、そのたびに500万…700万…と
値は吊りあがり、
私の知っている範囲では1400万まで行ったそうです^^;
それでも“持ち主”である業者は売らなかったそうな…。
その後、その槍が結局どうなったのか私は知る由もありませんが、
なんとなく言えるのは『夢は現(うつつ)にあらざり、さりとて現は夢に帰りしもなむ』
って感じでしょうか^^;
『夢は現実になるとは限らないよ。でも下手すっと現実も夢になっちゃうよ』
という解釈でお願いしますm(__)m
いやぁ、それにしても3万円が1400万円か…
良い商売しやがったなぁ…^^;
えっと、すみません。
上記、晩酌しながらの執筆のため支離滅裂な内容になってしまいました。
もしネタとして使えたなら使ってくださいm(__)m(汗)
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