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▼とぉ〜とっさん:
>▼SONOさん:
>ホント廃油ストーブが欲しくなり探してしまいました
>でも、売ってる物は高価で驚いた。
昔々、近所に眉毛自慢の酒屋のおじいさんがいました。
まぶたから目の下まで覆うその眉毛は、それはそれは立派なものでした
「長寿の秘密はこの眉毛じゃ、これがなくなったらわしゃ〜死んじまう」
と言うのが口癖でした。
冬の午後、いつものように酒屋の看板をつけた自転車にまたがり
おじいさんはお茶を飲みにやってきました。
その頃の私の家では父が作った廃油ストーブが
毎日威勢良く燃えておりました。
が、しかしその日は送風機の調子が悪く、煙ばかりでなかなか暖かくなりません。
どうやら中で不完全燃焼しているようです。
私はシンナーを染み込ませた新聞紙を直径30センチ程の
ストーブ本体の中に入れてみましたが、今度は白い煙ばかりで火がつきません。
見るに見かねた酒屋のおじいさん、突然上の蓋をあけて中を覗き込みました。
その時です、ドォーンと大きな音と共に1メートルほどの火柱が上がりました。
今でこそ、あれがバックドラフトだったのかと思い出されますが
当時はもちろんそんな知識などなく、ただただ驚くばかりです。
おじいさんは幸い顔などに火傷は無く、軽い日焼け程度ですみました。
しかし、自慢の眉毛が・・・チリチリに・・・・・
その後のことは覚えておりません。
ただ残念なことに、それから2年も経たずに亡くなってしまいました。
わたくしはヤッテません。
わたくしは無実です。
アイ・アム・ノット・ギルティ(ノ_・。)
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